今年も例年のように、風邪・インフルエンザが流行しているようです。
特にインフルエンザは伝染力もあり、簡単には治らないので恐ろしい病気といえますね。
今回はこの『インフルエンザ』について少々。
そもそも、インフルエンザとはウイルスによる急性感染症の一種です。
感染経路は咳・くしゃみなどによる飛沫感染であり、口・鼻により呼吸器系に感染します。発病すると、高熱、筋肉痛などを伴う風邪のような症状があらわれます。
普通の風邪とは違い、市販の風邪薬を飲み続けても全く効果は出ません。
インフルエンザと気付かずにそのまま過ごしてしまうと、インフルエンザの症状は益々ひどくなります。
インフルエンザの症状 | |
頭痛 | 全身倦怠感 |
筋肉痛 | 鼻閉 |
咽頭痛 | 鼻汁 |
咳 | 痰 |
悪寒 | 発熱 |
<転ばぬ先の杖>
やはり、インフルエンザにかからないためには、しっかりした予防対策をとる必要があります。 一般的な方法としては、うがい・手洗い・マスクをつけること等が挙げられます。
また、医療機関で予防注射(ワクチン)を打つのも効果的であると言えます。
ワクチンとは、インフルエンザと同種の弱いウイルスを体に取り込むことで、インフルエンザの抗体を体内で作り出してインフルエンザにかからないようにするものです。
免疫力が低い間(幼年期)にはあまり効果がなく、成長するにつれて効果が上がります。
しかし、老齢者も体の免疫力が弱くなっているため効果が薄れてしまいます。
また、注射をしても過労、ストレス、睡眠不足や不摂生な生活をすれば身体の免疫力そのものが低下するので、その場合は予防効果があまり望めません。
病気にならないためにもしっかりした食事でしっかり栄養をとって、規則正しい生活習慣を実践しましょう。